食品産業と外食の現状と展望

市場飽和・供給過多により低価格化の波に飲まれる一方で、各業態ともに健康機能食品や高級食材、 オーガニック、自然食といった付加価値商品の導入などによって、収益のバランスを保っています。

今後は消費者ニーズ・ウォンツを的確に把握して、新商品・良い製品を提供し続けられる企業に スポットライトが照らされます。
中でも「食の安心安全」は大切なテーマです。 遺伝子組換え、BSE、高病性鳥インフルエンザなどの他、偽装表示といった食品安全に関する不祥事が相次ぎました。
これからの提供企業は利益重視から顧客重視にシフトしなければ、存続が難しくなっています。
キーワードは「オーガニック」「エコ」「安心・安全」で尚且つ、顧客中心の経営であることです。

食品産業(メーカー・流通)についてはこれまでの勢いある繁栄は終焉を迎え、 本当に消費者の信頼を得た企業だけが生き残るといえます。
外食業界(外食・飲食・給食)は今後は大きく分けて、本物志向を求める声に対応した高感度の専門店と、 マーチャンダイジングに特化したストアマネージメント方式によるチェーン店に集約されます。
新業態は、数年単位で目まぐるしい変化を繰り広げています。
それが一過性なのか新たなブランド業態かを、いち早くキャッチできる企業は躍進し続けます。
中食、デリバリーは品質重視の時代に突入し商品企画・商品開発力は必須項目になります。
また、少子高齢化時代の到来で介護サービス、有料老人ホーム業界は、介護報酬が改定され外国人労働者の雇用など、毎年5%の成長率で11兆円を超える市場規模で伸びています。数年以内には、18兆円とも言われ 全体の90%以上の企業が黒字になっています。


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